熊本大学に通っているケンタロー先生が、自動販売機で昆虫を買ってきてくれました。
熊本大学の近くの子飼商店街に、昆虫食の自販機があって、そこで食用の昆虫が売ってるらしい。
モロ、そのまんまの形ですな・・。
塾生みんなでキャーキャー言いながら食べ比べをしました。
意外に食えた。
サクッとしてて、あっさりと塩味効いてる。
ケラとバッタは初心者向けだと思う。
昆虫は、過去何回か食べたことがあって、
カンボジアでも食べ比べをした。
から揚げにしたやつは、アジの干物のようなエビのような味と食感かな。
チリソースのタレをつけて食べると、昆虫とは思えない。
普通に食べれた。
五ヶ瀬にツーリングに行ったときに、ハチの子を売ってた。
高かったから買わなかったけど、40年ほど前に長野県の松本市で食べたことがある。
佃煮だったと思うが、食べたら毒がありそうで怖かった。
今なら普通に食べれると思う。
その時に、長野では馬刺しも食べると聞いた。
我が家は普通に馬刺しを食べてたけど、馬刺しを食べる習慣があるのは、長野と熊本と限定的だと初めて知った。
大阪で、生のユッケを食べたことがある。
「うまかな。」 と言ったら、
「これ牛肉やねんて。」 と返された。
「美味かな」が、「馬かな」と勘違いされた。
大学生の時に、タイとミャンマーの国境の山岳地帯で、コガネムシっぽい幼虫を炒めたのを食べたことがある。
幼虫は、口の中でプチュっとするから気持ち悪かったけど、たまご焼きっぽい味がしたと記憶してる。
山岳の少数民族の家庭にホームステイして、大豆の収穫を手伝ってた。
山の中の貴重な高カロリーのタンパク源で、お前は特別なゲストだから、これを食べてくれと言われた・・。
みんな嬉しそうに見てるし、食べないわけにはいかない・・。
口の中でプチュっとつぶしたら、変な液体が出てくるし、噛めば歯にネバーッとくっ付くし、気持ち悪い。
まともに噛めない。
とにかく、カブトムシの幼虫っぽい形してるし・・。
この後に、大豆の青いのを茹でて枝豆にしたやつに塩をかけて食べたけど、やっと救われたと思った。
この時、枝豆が世界で一番平和で安全で素朴に美味い食べ物だと感じた。