今年も合宿シーズンがやってきました。
合宿初日のメニューで、鳥のから揚げを10kgほど揚げました。
から揚げの残り油で、せっけん作りをしました。
理科実験や自由研究の材料としても使えると思います。
なめらかに、ほどよい硬さに固まっています。
まるでチーズみたいな切り心地。
マジで美味そう!
ちょっと食べてみようかと本気で思えるほど、おいしそうな出来上がり。
手を洗ってみたら、ぬるぬる感ハンパないけど、すすげば、しっとりさわやか、いい感じ!
シリアのアレッポのオリーブオイルせっけんみたいな。
でも、
匂いは、からあげ(笑)
廃油せっけんの作り方
揚げもので、残った油を使います
今回は、全部で1500gほど残り油が出ました。
3つのグループに分かれて、せっけん作りのスタートです。
基本は、
水酸化ナトリウムを水に溶かし、油と混ぜて乳化させるだけ。
ということで、作ります。
水 185g(185ml)に水酸化ナトリウム70gを入れて混ぜて溶かす。
すごい匂いがするので、外で行いました。
水酸化ナトリウムは、苛性ソーダという名前で薬局で売ってますが、
取り扱いしてる店舗が少ないので、電話確認されてから買いに行った方が楽です。
荒尾の薬局は置いてる所が見つからず、大牟田の金龍堂本店で買えました。
購入には印鑑が必要です。
450gで429円でした。
溶かした水酸化ナトリウム水溶液に、油を注ぎながら、混ぜる・混ぜる・混ぜる・混ぜる・・・15分ほど
完全に乳化して、マヨネーズっぽい
牛乳パックに入れて固めること1週間。
美味しそうなせっけんができました!
ゴミもなるべく出したくなかったので、
捨ててたものを少しでも再利用できるとエコだと思いますし、
塾で手を洗う回数も増えるし、
感染症や食中毒予防にもつながると思っています。
意外と簡単にできたので、
アロマオイルとかを入れたら、
からあげの匂いより、せっけんらしいと思います。